これまでの公演履歴。(1991~2000)

Vol.16 「なんですと!?」 2000年3月


 作・とだ直史。舞台は閉店が決まった雑貨店。店長に贈った宝くじを巡って、ちょっとおバカな店員たちが繰り広げるコメディー。チバフミコがナゾの女の子役で初参加。

 

Vol.15 「ハッピー・トーク」 1999年10月

 

 作・とだ直史。スランプ中の若手小説家の部屋に突然やって来た女性。彼女はこの部屋の以前の住人に会うために来たらしいが…。喪失と再生というテーマやトリッキーな展開など、現在に至るとだ台本の原点とも言える作品。

 

Vol.14 「いずれ、また。」 1999月1月

 

作・とだ直史。とある劇団の元メンバーたちがペンションで再会した。お互いの気持ちのずれを感じつつ過ごすうちにある「事件」が起きて…。キャスト全員が自分自身とほぼシンクロする設定の役を演じた。

Vol.13 「魔女の宅急便!?」 1998年3月

 

作・さっさ俊之。デザイナー志望の女の子が知らない街での生活を経て成長する物語。タイトルとは裏腹に魔女は出てきません。さっさ俊之が4年ぶりに舞台復帰。

Vol.12 「喝采、いまだ止まず」 1997年3月

 

オリンピック出場のマラソン選手が数十年の時を経てゴールを認められたという実話を題材にした物語。全公演中、最長クラスの上演時間だった。

Vol.11 「愛のサーカス」 1996年7月

 

原作は別役実氏の同名小説。ある村にゾウを連れた少年がやって来たことから始まる物語。2000GTが役者デビュー。役柄は意外にも少年を世話する老人役。

Vol.10 「水先案内(カノープス)、瞬いては」 1996年3月

 

ある「事件」を起こしてしまった少年たちの一夜の物語。ファンタジーでありながらサスペンス要素の強い作品。

Vol.9 「ヤヤ、ヨソユキ。」 1995年8月

 

デパートを舞台に各階で起こる出来事という設定のオムニバス。オープニングの8mm撮影の映像やセリフのない芝居など、実験的精神にあふれた公演。

Vol.8 「パレード・パレード」 1995年3月

 

結婚を控えた女性DJの心の葛藤。現実とファンタジーが交錯して展開するストーリー。Bee-ple史上最大級のピラミッド状の舞台装置を設計も、仕込み中に痛恨の設計ミスが発覚。急遽ツギハギに取り繕う。

Vol.7 「ひまわり」 1994年12月

 

プロ野球選手を目指す女子高生の物語。「バース」「掛布」など80年代の虎戦士が登場。2000GTが音響で初参加。松本さんが女性キャスター役で役者デビュー。

Vol.6 「サンタ・ノート」 1994年8月

 

真夏でありながらサンタクロースが登場するストーリー。主演の役者がセリフを約1ページ(!)飛ばすという驚愕の事件も。松本さんが衣装で初参加。

Vol.5 「僕の森」 1994年3月

 

長野まゆみの小説を題材にした「少年」がテーマのファンタジー。とだ直史の作・演出。舞台装置、小道具、衣装などの作り込みは全公演随一。オッキーが役者で初参加。長髪の(美?)少年役。

Vol.4 「いつかあの人と見た世界の果てでの出来事」 1993年12月

 

SF小説「夏への扉」や「星の王子様」を題材にした、Vol.2「夜空にプレゼント」と対をなす物語。

番外公演 「梅田まで14分」 1993年8月

 

劇団名を『Bee-ple』に改名。その記念としての番外公演。さっさ俊之の作・演出。たつぞうが役者デビュー。ギターを弾く濃ゆいおっさんの役。キャストは総勢20名超、舞台袖に入りきらない「おばちゃん軍団」の役者が客席に待機するなど斬新なアイディアが今に語り継がれる異色&意欲作。

Vol.3 「青い月の足音」 1993年3月

 

銀河鉄道を題材にした作品。とだ直史が初の作・演出。たつぞうが音響で初参加。

Vol.2 「夜空にプレゼント」 1992年11月

 

森ノ宮・プラネットホールでの初めての公演。公演日は1日のみ、1ステージだけという超レアな公演だった。とだ直史・さっさ俊之が役者で初参加。なんと兄弟役。似てなさすぎ。

Vol.1 「祭りよ今宵だけは悲しげに」 1991年

 

『劇団八月革命』として旗揚げ。某府立高校の講堂で上演した。全公演のなかで唯一、既成戯曲での公演。